2003年を振り返って

会社の採点をしてみると50点。良くも悪くもなかった1年であったが、良い点は純水製造装置の製造技術の向上が自己採点では合格点であったように思う。

次のフィルターの柱として考えている中空糸膜の製造と装置に組み込む技術に関して少しずつ進展があった。家庭用から業務用の大型装置まで幅広い分野で中空糸膜の時代が浄化技術の中枢をしめると睨んでいるので少しずつ手ごたえのある感触が沸いてきている。単にフィルター単体で販売するのも面白くないので家庭用の浄水器にもUFフィルターが装着できる形を考えている。井戸水の浄化装置の大型版は大型の中空糸膜で対応するが現在小型の中空糸膜の開発が終わり簡易的に取り付けられる家庭用の井戸水浄化システムの製品を開発しているが近々テスト販売をする計画をするつもりでいる。

続いて純水の水を電気分解して殺菌水の開発を手がけたが非常に良好な成果を得た。まだ本格的な販売に着手していないが中空糸膜の洗浄と殺菌に今後中空糸膜を購入していただいたユーザー皆様に格安の値段で販売を検討している。この殺菌水はアトピー等に効果があって、現在、病院でテストを繰り返しているが非常に良好と報告を受けている。

マイナスの面を考えてみると、新しい製品開発に力を入れた関係から営業活動が少し脆弱であった。原因はいろいろあるが当社の販売の方針として超純水製造装置の販売、中空糸膜フィルターの拡販、家庭用のウォーターサーバーの販売等がなかなか起動に乗らなかったことがマイナス点である。年末には超純水製造装置を納入することが決まり来年の2月につづいてもう一基、4月にさらに一基納入が内定しているが、家庭用のUF膜を装着したウォーターサーバーの販売に力を入れて全国に格安のUFフィルターのマーケットを作ることを計画の柱にかかげて行きたいと思っている。

又、2月か3月にはNPOの新会社の設立認可も得られる予定なので、家庭用に関しては浦安の事務所を中心にNPOの会社の資金手当ての意味を含めて販売を始めたいと思っている。

個人的な話であるが去年の7月に大病をわずらって闘病生活とともに販売活動をすすめてきたが少しずつ病気と付き合う術を覚えて予想以上に体調が保てるようになった。試しに11月に韓国に新しいマーケット調査と製品開発と仕入れを目的に韓国の代理店のてこ入れのために訪韓したがそれなりに明るい見通しが得られた。
個人としては大病を精神的に乗り越えた自信は大きく来年度はより充実した営業活動が出来ると思うし、ふた月に一度は韓国や海外の関係者を訪れて再びグローバルな視点で営業活動を続けたいと思っている。

尚、来年1月から家庭用の製品をインターネットで発表して全国20箇所くらいにモニター会員を募集して市場の声をこみ上げて行きたいと思っている。よく私の会社に問い合わせをして、常に情報収集のためかパンフレットや資料を要求されるができるだけコスト削減を考えてインターネットのホームページを充実させて情報を得ていただきたいと思っている。

世間では、非常に好景気と報道されているが来年は少し厳しいような経済状況になるように思える。不況になればなるほど当社のように小さな会社のほうがより行動的に動けるので、超純水製造装置やUFフィルター等を実力に見合った数量の販売に徹して背伸びをしない着実な企業活動を進めたいと思っている。