純水酸化還元水

身の回り品の消毒に

RHプリンスビラ 水道水利用

米社と提携、低価格化
調理水も販売でき、スーパーなどに売り込む

茨城県つくば市に研究拠点を持つ水処理機器開発・販売のRHプリンスビラは殺菌効果のある水の自動販売機を開発した。
スプレーなどに詰めて噴射することで身の回り品や身体の殺菌、消毒などに利用できる。
米国の水処理部品メーカーと提携、フィルターなどを直輸入することで低価格化を実現。
スーパーなどに売り込んでいく。

製造装置の大きさは高さ110センチ、幅45センチ、奥行き50センチ。

装置は水道水をまず活性炭とイオン交換樹脂に通し、不純物などを取り除く。
次に塩を加えて電気分解し、殺菌効果のある次亜塩素酸ナトリウム水溶液を作る。
これを50PPM(PPMは100分の1)に薄め、殺菌水として販売する。
殺菌水の副産物として調理用水も提供できるという。

価格は80万円で、リース契約の場合は月2万円。
100円で4リットルの殺菌水を販売する。
同社ではスーパーなどにある水販売装置は400万~800万円で、大幅に安く提供できるとしている。
試作品を近く市内の老人ホームに導入し、効果を確かめる。
年50台ほどの販売を見込む。

川手恒義会長は「塩素や薬品による殺菌は健康面への弊害がある。飲食店などにも設置を呼びかけたい」と話す。
自販機の設置希望者には、今春にも設立する特定非営利活動法人(NPO法人)「安全な水を考える会」に加入を呼びかける。

同社は純水製造装置の開発を手がけるベンチャー企業。
1989年設立で、昨年の売上高は約4,000万円。工場や病院向けに販売している。
(引用: 日本経済新聞 /2004年2月18日)

…この記事は、日本経済新聞の地方版に掲載された。

記事が掲載された後、いろいろな方面の方から電話をいただいたが、あまり理解されていないので、少し説明したいと思う。

アルカリイオン水や水を電気分解する浄水器等が世間一般に広く販売されているが、電気分解に関して、私は前々から否定的な考え方を持っていた。

そんなおり、半年ほど前にビジネスサテライトで、プールの水の殺菌に関して電気分解を使った次亜塩酸ナトリウム相当の殺菌水を使って浄化する、新しい殺菌法として報道された。

しかし、それは別に新しい技術ではなく、アメリカでは排水処理を含めて4社ほど製造販売を続けていた。
廃水処理と飲料水の殺菌をするという、昔から水を扱う人においては常識であった。

驚いたことに、近年、この技術が日本でも認可され、食品の殺菌や、プール等の殺菌水として少しずつ評判になっている。

私も早速電源と電極を手に入れ、電気分解の分野に参入することにした。
私は超純水のメーカーあるため、他社が行っている電気分解よりはるかに純度の高い水を造り、触媒の塩を医療用で使う99.8パーセントの高純度の塩を使って電気分解することにした。

つまり、電気分解に使用する水は純水を使用する。
他社がやっている軟水器の水や水道水を使った水を電気分解することは避けることにした。

単純に電気分解すると、酸性水とアルカリ水に分かれてしまう。
強酸性水を作ってしまうと、殺菌効果はあるのだが、腐食の問題があり、私はあまり評価できない。

最近、この問題を解決するために、強酸の水に強アルカリを混ぜ、pH6から6.5位の水を造り、殺菌水として売り出されている。
それは希釈することにより6.5前後の弱酸の水を造ることによって、殺菌効果を高めたものである。

この方法は便利なようだが、製造する段にコストがかかるので、私はこの方法は避けた。

純水で殺菌をすると、純水のペーハーは少し酸性に傾く。
この水を、塩を媒体にして、電気分解をかけると、約5,000ppm~6,000ppm濃度の濃縮水ができる。
それを希釈し、この時は水道水でも井戸水でも希釈水についてはあまり問題ないのであるが、5ppm濃度に抑えると、全くにおいもしないし、あらゆる菌の殺菌に効果がある。
次亜塩酸ソーダを使って、殺菌するのはポピュラーで、水道水やプールの水等をこの方法で殺菌している。

今回、愛媛の道後温泉で塩素殺菌が問題になっている。
塩素殺菌では、塩素がガス化していろいろな複雑な化合反応を起こす。
それに対して、我々の純水酸化還元水は本来水のために、水に溶け込み、気化しないため、塩素殺菌の5倍ほどの殺菌能力があるとされている。

大手メーカーではサンヨーさんや新日鉄さんがこの装置の販売を手がけておられるが、ツムラさんやその他の会社は300mlのスプレー容器で約600円ほどで販売している。

電気分解のやり方を殺菌に絞ったり、洗浄に絞ったり、用途は様々だが基本的な製造方法はどこも変わらない。

専門家の方に、ただ電気分解するのになぜ数百万もするのか質問すると、装置の製造に関してほとんど手造りのため、コストが安くならないという。

そこで、私は20Lの容器(約6,000ppm)で販売しようと思っている。

新日鉄さんも、20Lで約2万円ほどで販売されているが、濃度は2,000ppmほどである。
なぜ2,000ppmに設定したのかと聞いてみると、比較的安定した濃縮液ができるといわれた。

20L(2000ppm)の水を50ppm濃度に単純に落とすと、約25トンの水を殺菌できる計算になる。

つまり、20リットルの濃縮液ならば、水道水に混ぜようと、井戸水に混ぜようと、ジャブジャブと殺菌液を自由に使うことができるのである。
そして、50ppmの濃度であれば、ほとんどにおいもしないし、肌に触れても化粧水の役割を果たすほどで非常に多目的に使える。

この水を開発する目的は、私個人が病気で身体中が乾燥して痒くなり、知らず知らずのうちにかきむしって、体中が傷だらけになっていたため、それを解決するためであった。

そしてこの殺菌水を自分で使ってみたが、非常に効果的であった。
通っている病院の副院長さんに話をすると、すぐに自分の娘に使いたいので譲って欲しいと言われた。
私は効くか効かないか分からないので、あまり勧められないと返事をしたのだが、「私は医者で殺菌水のことを少しは理解している」と言う。
なので、数回殺菌水を持って行き、効果の程を聞くと、「今までアトピー皮膚炎に使っていたどんな薬よりも調子がいい」という返事が返ってきた。
その後、数人の方にこの水を勧めてみると、意外や意外、効果があったという返事が返ってきた。

今日(2月28日土曜日)、栃木県の全農の方から電話があり、殺菌水の事を知りたいと当社のショールームに来られた。

当初、生意気な感じを受けたが、それに反して、電気分解の知識や殺菌水の技術の内容について少し知っておられるではないか。
仕事の内容を聞くと、農協であるのに新規事業として、介護の仕事に進出しているという。
お年寄りにベッドを貸す仕事で、ベッドやベッドに付随しているマット等の消毒方法が問題になっており、アルコールや塩素を使った殺菌法であると錆びたり、ガス化した空気を従業員が吸うので、こちらをたてるとあちらが倒れるという。
そこで、私の新聞記事を持ってその真偽を確かめるため訪れたという。

彼は、非常にむこう気が強く、私が「土曜日の休みの日によく車で2時間もかけて来られましたね」と言うと、「私は現場第一主義だ」と返事をされた。
私は農協の組織の中でも、彼のようなまともな若い青年たちが新規事業で頑張っている姿を見て、この殺菌水の普及のために、彼らに濃縮液を提供するように決めた。

超純水装置の仕事も面白いが、純水殺菌水の仕事は将来伸びると思っている。
現在、鳥や鯉のウイルスやSARS等、得体の知れない病気が蔓延している。
それらは、空気感染の問題もあるが、ほとんどが水を媒介として病原菌が移動しているように思えてならない。

今、韓国や中国に殺菌水の自動販売機の話を進めている。
きっと、この技術がプール殺菌や、温泉、病院の配管の殺菌等、あらゆる方面に役に立つ技術だと自負している。
この薬品の使わない化学物質を使わない殺菌方法が、必ずや大きなマーケットになると確信している。

最近は、お客さんも私の営業日誌を読んでいただいている。
そしてある程度の基礎知識を持っていただき、非常に楽に営業ができる。

当社は零細企業であるので常に情報を発信しつつ、攻撃的なビジネス展開をしたいと思っている。