提携に合意

韓国の10大財閥である大成グループ(売上金1兆円企業)と川手グループが超純水を含む水処理装置の技術開発製造販売等を含む包括的な形で提携をすることを合意した。正式調印は6月に入り、早い時期に調印する。

大成グループの業務内容は、石油をはじめとするエネルギー全般、主に都市ガス等のガス分野においては韓国のシェアはほぼ100パーセントである。又、酸素や窒素等、半導体の関連企業向けのガス設備においても幅広いシェアを誇っていて、クリーンルーム用のエアフィルタ等の製造販売にも力を入れている。

今回、メインの超純水製造装置の製造に関して川手グループの技術導入を図り、日本・韓国・中国等今後予想されるハイテク企業への売込みを図るため提携にいたった。

最初の1年は大成グループの事業部のひとつとして出発し、1年後において大成グループと川手グループとの合弁で韓国に超純水製造装置をはじめとする水処理装置全般の運営を目指す新会社を設立する。

具体的には10月初旬ソウル市内に、約時間3トンから4トンの超純水プラントの展示ショールームを開設する。日常のショールームの運営においては、川手グループの韓国の代理店と大成グループの担当事業部が展示・運営・説明等を担当し、製造装置は川手グループから無償でレンタルする。 大成グループは川手グループが設立するNPO法人に一定の金額を寄付する形で運営される。韓国において1年後に新会社を設立する予定であるが、日本ではNPO法人『水屋・安全な水を考える会』の法人組織を充実させ、全国支部を逐次開設して内閣府直轄のNPO法人として運営を目指す。

また、川手グループと大手ボイラーメーカーと種々の業務委託のビジネスを始めている関係を大幅に拡大し、大成グループのボイラーとガス関係の提携を進める予定である。大成グループが現在開発中のUF膜と弊社の自動逆洗装置等を含む大型中空膜プラント装置の製造販売の業務のための相互協力の準備を進めている。 これらの業務は全て6月末のNPOの会社でまとめる。つくば市の有力な地元企業も数社NPOに参加して、大成グループ等を中心とした韓国の経済界と新しい次世代のビジネスについて幅広い提携を行っていく。
10月以降は東南アジア向けの超純水製造装置の製造は大成グループと川手グループとが共同で製造する。日本向けの純水装置の製造については、大型純水装置の製造は浦安市の鉄鋼団地内で行い、時間2トン未満の小型装置に関しては、従来通りつくばの川手グループで製造する。現在ハワイの深層水製造メーカーから海水用の純水装置の検討依頼を受けているが、海水装置の大型装置の製造に関しては業務提携しているアメリカの友人の会社で製造する。

これによってアメリカと日本、韓国、中国等幅広い各社が提携することによりインターナショナルな価格帯に沿った高品質の製造プラント設備を供給する体制が整う。また、この計画をより充実させるために日本の製造メーカー等とも幅広い提携関係の交渉を今後とも続けていく予定である。